導入事例 アプレッソ開発製品

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  • DataSpider Servista

おもてなしの心を世界に展開するためkintoneと基幹システムを連携

ECサイトに「おもてなしの心」を組み込んだ先進的なプラットフォームを目指し、社内システムの再構築に着手。業務プロセスをクラウド型データベースのkintoneに実装し、社内の基幹システムなどとDataSpider Servistaで連携させることで、業務の自動化を実現しました。

株式会社AmidA

本社大阪府大阪市西区靭本町1-13-1
ドットコムビル
創業2014年9月
従業員数100名
(グループ全体 2014年10月30日時点)
URLhttp://www.amida.co.jp
  • 通信販売・ネット販売

導入背景“おもてなしの心”を組み込んだプラットフォームを目指して

1998年に大阪で創業して以来、インターネットビジネスの可能性を追求してきたAmidAは「お客様第一主義」が理念。同社が運営する印鑑のインターネット通販の先駆け「ハンコヤドットコム」が「日本オンラインショップ大賞」「ベストECショップ大賞」など数々の賞を受賞しているのも、お客様第一主義のサイト構築・運営があってのことです。

そうしたECサイト運営における経験やノウハウ、IT基盤を生かし、同社は新たなビジネス領域にチャレンジしています。

経営戦略室室長兼マーケティング事業部副部長の大田氏はこれからのビジネスの方向性について次のように語っています。
「これまで『ハンコヤドットコム』で培ってきたノウハウや知見を生かし、集客や販売促進といったデジタルマーケティングや、Eコマースのプラットフォームビジネスなどでお客様のお役に立ちたいと考えています」

AmidAはプラットフォームビジネスにおいて、「ECサイトに“おもてなしの心”を組み込んだ先進的なプラットフォーム」の開発を目指しています。ECサイトにおける“おもてなしの心”……それはサイトを訪れるお客様に、最善の“顧客体験”を提供すること。そして、それを実現するためには、お客様のニーズに俊敏に対応できるスピーディな開発体制と柔軟性のあるIT基盤が不可欠です。

そんなスピーティな開発体制と柔軟なIT基盤を持つ先進的なプラットフォームの実現に向けて、社内システムの再構築を決定。商品管理、製造フロー、外注フロー、出荷フローなどの業務プロセスをクラウド型データベース「kintone」上に構築し、基幹システムや周辺システムとの連携をデータ連携ツール「DataSpider Servista」で行なう社内システムを構築しました。

課題解決策「スクラム」で満足度の高いシステムをスピーディに開発

同社ではこれまで、システムをゼロから作るスクラッチ開発でシステムを構築してきました。ITC部サーバチームの堺氏は、スクラッチ開発の自由度の高さをメリットとしつつも、次のような課題を口にします。

「スクラッチ開発は、開発期間が長期にわたってしまうだけでなく、稼動後の改修・追加が必要になったときにも、その対応に時間がかかってしまいます。今日のようにビジネス環境の変化が激しい状況の中、システム変更のニーズにスピーディに対応できるようにするには、スクラッチ開発では限界があるのです」

また、大田氏は、これからの時代に求められる開発手法を粘土細工とレゴブロックに例えて解説してくれました。
「これまでは、自由度が高い反面、時間のかかる粘土細工のようなシステム開発が主流でした。しかし、現在は短期間で完成できるレゴブロックを組み合わせるような開発方法が主流です。ただ、エンドユーザーの皆様にご満足いただけるサービスを提供するためには、きめ細やかな対応も必要。そこでAmidAでは、基本的な部分はレゴブロックで組み上げ、細かな部分は粘土で細工するというような、ミドルウェアとスクラッチ開発のよい部分を柔軟に取り入れながら開発を進めているのです」

こうした考えのもと、同社ではアジャイル開発手法の1つである「スクラム」による開発体制を採用。チーム全員がうまく連携し、満足度の高いシステムをスピーディに開発できるようにしました。そして、そのIT基盤として選ばれたのが、クラウド上でアプリケーションを自由に作成できるkintoneと、全てのデータのHUBとして機能するDataSpider Servistaだったのです。

選定理由実現できる機能とスピード感のバランス

AmidAが構築している業務システムは以下の3階層で実現されています。

  • ① 販売用ECサイト、エンドユーザーが商品を注文するための「インターフェース部分」

  • ② 受注から出荷までの社内業務をサポートする「バックヤードシステム」

  • ③ 経営に関わる数字を管理する「基幹システム」

この中のバックヤードシステムの部分をkintone上で構築し、基幹システムや周辺システムとDataSpider Servistaで連携しています。

開発については、2014年10月より検討を開始し、12月からシステム構築に着手。翌年1月から「出荷フロー」「製造フロー」「外注フロー」を順次リリースしたうえで改善を重ね、検討からわずか3ヶ月という短期間でサービスインを実現しました。このスピード感とシステムを拡張していく際の柔軟性こそが、同社が求めていたIT基盤だと言えるでしょう。

大田氏はDataSpider Servistaとkintoneの組み合わせを採用した理由を、こう語ります。
「DataSpider Servistaは専用のアダプタを使えばkintoneと容易に連携できるので、データ接続をするためだけの、余分なシステムの開発に時間を割く必要がありません。その分の時間を使って”お客様のサービス向上“という最も重要な部分に注力できるのが大きなメリットであり、導入を決めた最大の理由でした」

また堺氏は、実際にシステムを開発・管理する立場から「DataSpider Servistaとkintoneの組み合わせにより実現できる機能と、スピード感とのバランスが優れていることを評価しました。また、システム開発者の視点で見たときの使いやすさが優れていることも理由の1つです」と言います。

効果業務の自動化によって顧客サービスの向上に集中

DataSpider Servistaとkintoneの新システムによって、同社ではこれまで手作業で行なっていた業務が少しずつですが、着実に自動化していきます。そのビジネス面での効果について、大田氏は語ります。

「DataSpider Servistaで各システムを連携できたことにより、業務によっては手作業の時間がほぼゼロになり、現場リーダーの管理業務も大きく軽減されました。その分、よりお客様のサービスの向上に集中できるようになっています」
例えば、今まではできなかった拠点間でのデータ連携を実現したことで、2人で4時間かかっていた受注データの振分作業が自動化されたうえ、出荷処理が同時にできない不都合も解消。また製造・外注フローシステムでも、合計4時間ほどかかっていたデータ振分作業が自動化されています。

一方、システム面の効果については「DataSpider Servistaの直感的に使える高い操作性により、開発・生産性が大幅に向上、現場の要望をすぐに実装できる俊敏性を得られました。また、アプレッソやサイボウズのサポートで、事前にシステムの青写真を描けていたので、安心して構築に臨めました」と堺氏は語ります。

今後の展開については「今回のシステム構築は、単に社内システムの最適化というだけでなく、プラットフォームビジネスの展開という面でも大きな意味がありました。今後はよりスピードを強化し、お客様の顧客体験をさらに向上させていきたいです」と大田氏。AmidAのプラットフォームビジネスへのチャレンジ――「“おもてなしの心”を組み込んだ先進的なプラットフォーム」がどのように進展していくか、今後も目を離すことができません。

取材日 2015年4月
記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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